パソコンで作業するときによく聞く言葉「コピペ」
パソコンの基本操作である「コピペ」とは、コピー&ペーストの略語のことです。
コピー機能で一時的な簡易記録をキープしておいて、ペースト機能でキープ中の記録内容の複製を好きな場所に貼りつける、この操作を【コピー&ペースト(コピペ)】と呼んでいます。
パソコン上で様々な作業をするときに、非常に便利に使いまわせる機能なので、キーボードを使ったショートカットも含めて、初心者のうちからしっかりと使いこなせるようにしておくと役立ちます。
ウィンドウズパソコンでの基本的なコピペのやり方を、右クリックを利用したものと、キーボードを利用したもの、ご紹介します。
答えだけ知りたい方に:右クリック(コピー・貼り付け)、Ctrl+C と Ctrl+V、ドラッグ移動+Ctrl
目次
【右クリックのコピペ】 シンプルで覚えることが少ない
まずはマウスの右クリックを使って行うコピペのやり方から。
右クリックのコピペは、覚えることの少ないシンプルな方法なので、まだ操作に慣れていない初心者のころは、迷ったら右クリックしとけばなんとかなる、という安心感に助けられます。
右クリックでのコピペの手順(ファイルやフォルダの場合)
- コピーしたいファイルやフォルダにマウスカーソルを合わせて右クリックする
- 開いたメニューの上部(もしくは下部)にある、四角が2つ重なったようなマークをクリック(※これでコピー)
- コピーした内容を貼り付けたい場所を右クリック
- 開いたメニューの上部(もしくは下部)にある、大きい四角と小さい四角が重なったようなマークをクリック(※これでペースト)
右クリックでのコピペの手順(文字テキストの場合)
- コピーしたい文字や文章をドラッグして選択状態にして、その選択部分を右クリックする
- 開いたメニューの、【コピー】をクリック(※これでコピー)
- コピーした内容を貼り付けたい場所を右クリック
- 開いたメニューの、【貼り付け】をクリック(※これでペースト)
【キーボードショートカットのコピペ】 早くて便利、絶対おすすめ
上記の右クリックのコピペでも、問題なくコピー&ペースト操作はできるのですが、これからパソコンを使いこなしていくなら絶対おすすめなのが、キーボードを使ったショートカットのコピペです。
ショートカットのボタンを覚えるのは最初すこしだけ手間ですが、押すボタンを覚えてしまって、もう考えずに自然と左手が動くくらいに慣れてくると、ものすごく便利になります。
パソコンでなにかしらの作業をしていくのなら、覚えておいて損はない重要テクニックです。
キーボードショートカットでのコピペの手順
- コピーしたい内容を選択した状態にします(ファイルやフォルダならクリック、文字テキストならドラッグ)
- キーボードのボタン CtrlとCを同時に押す(※これでコピー)
- コピーした内容を貼り付けたい場所をクリックする
- キーボードのボタン CtrlとVを同時に押す(※これでペースト)
【ドラッグ移動のコピペ】 知っておくとたまに便利なテクニック
コピペは基本的に上記の【右クリックのコピペ】と【キーボードショートカットのコピペ】があればだいたいOKなんですが、もうひとつ、ちょっと知っておくと便利になるコピペのやり方があります。
それが、ファイルや選択したテキストをマウスカーソルでドラッグ移動させている操作を、そのままコピペに変更しちゃう方法です。
やり方は簡単、ファイルや選択テキストをマウスカーソルで掴んで移動している途中の半透明の状態で、キーボードのCtrlボタンを追加で押しておくだけ。
あとは、通常のドラッグでのファイル移動と同じように、コピペ内容を貼り付けたい場所まで移動したら、そこでドラッグのために押していたマウスの左ボタンの指を離すだけ。(※マウスの指を離してコピペが完了するまでCtrlボタンはずっと押したまま)
【キーボードショートカットのコピペ】に慣れて余裕が出てきたころに、状況に合わせてこの【ドラッグ途中のコピペ】も使い分けていくと、さらに便利にコピペできるようになります。
まとめ:ショートカット Ctrl+C と Ctrl+V を早く覚えちゃうのがオススメ
コピー&ペースト(コピペ)操作は、なるべく早い段階から、キーボードショートカットのCtrl+CとCtrl+Vに慣れてしまうことがおすすめです。
慣れないうちは右クリックの方がラクに感じてしまうかもしれませんが、コピペ操作はキーボードショートカットを使うのが、圧倒的に便利でスピーディです。