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最近ちょろちょろ目について困ってたグーグルアナリティクスの[集客・トラフィック・参照元メディア]に出てくるリファラースパム。
いろいろ試した結果、しっかりと効果の出せる設定方法がようやく定まりました。

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リファラスパム対応はホスト名でのフィルタで対応

最初はリファラに出てくるアドレスをいちいちピックアップして除外設定に入れてたんですが、まさにいたちごっこでキリがないんです。
除外用アドレスをまとめてくれてるサイトさんもあったりして頑張ってたんですが、それだけ頑張ってもまたその中をすりぬけてくる新しいリファラスパムがどんどん湧いてきて。。。。

そうこうしてるうちに、ん?これは効果抜群かも、と思える方法がでてきました。
フィルタの設定や正規表現など、ちょっと手を出しにくい雰囲気があったのですが、リファラスパムへの効果はばっちり。
このフィルタを設定した日以降のgoogleanalyticsレポート画面の参照元にはリファラスパム系のアドレスが一切出なくなりました。

リファラスパムを除外するフィルタ設定方法

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1、まずはビュー設定からボットのフィルタリング

フィルタを設定する前にまずはアナリティクスがデフォルトで準備してくれているボットのフィルタリングを設定しておきます。
デフォルトではチェックが入ってないので、昔から使ってるアカウントで、この設定に気付かずにいることがけっこうあるんです。
設定:アナリティクス設定 > ビュー設定 > ボットのフィルタリング、「既知のボットやスパイダーからのヒットをすべて除外します」にチェックを入れる > 一番下に保存ボタンを押す

 

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2、ホスト名でのフィルタの設定

ここからが今回のメイン、リファラスパム用のフィルタ設定です。
設定:アナリティクス設定 > フィルタ > 新しいフィルタボタンを押す > フィルタ名に適当な名前をつける
フィルタの種類:カスタム・一致
フィルタフィールド:ホスト名
フィルタパターン:www.AAA\.com|BBB\.net(www.AAA.comとBBB.netの場合)
※ポイントは【フィルタパターン】の設定。2つ以上のサイトをクロスドメインで解析しているビューでは【 | 】で区切って複数のアドレスを設定してます。また、アドレスの表記、.comや.netのピリオド部分には【 \ 】バックスラッシュが入ります。(ここで表示しているバックスラッシュは全角なので、設定するときにはコピーせずに自分で半角のバックスラッシュを入力してください)
> 保存ボタンを押して完了

ここから数日間、リファラスパムを確認してみてください。
うちのサイト、関連サイトなど5,6個で使用しましたがすべてほぼ完全に抑えてくれました。

解析するサイトがひとつだけならフィルタ設定はもうちょっと簡単になります

設定:アナリティクス設定 > フィルタ > 新しいフィルタボタン > フィルタ名に適当な名前をつける
フィルタの種類:定義済み【右のみを含む ホスト名へのトラフィック 等しい】
ホスト名:CCC.com
> 保存ボタンを押して完了

アクセスの少ない弱小サイトだからこそ、リファラスパムのダメージが大きいんですよね。
この設定でなんとか乗り切って一緒に地道なアクセスアップ頑張りましょう!

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